ペストの時代の酒盛り
ペストに捧げた讃歌だって! 聴かせてもらおう!
ペストに捧げた讃歌だとさ! ブラヴォー! ブラヴォー!
ーーこれは、アレキサンドル・プーシキンの詩「ペスト流行時の酒もり」の一節(『プーシキン全集3』河出書房新社 栗原成郎訳 一九七二 480ページ)。
カミュの『ペスト』が盛んに話題になったりしたが、この詩について、想い出した人はいるのだろうか。
エレーヌ・カレール=ダンコースの『未完のロシア』(二〇〇〇)は、「崩壊」から一〇年後の時点でのロシア帝国論。タイトルは、プーシキンから採ったものだ。
下の画像は『崩壊した帝国』の旧版。など。
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