ユダヤ人問題論争
更新日記2025.11.27

エンツォ・トラヴェルソ『マルクス主義者とユダヤ問題』(1990 宇京頼三訳 人文書院 2000.6)
これは、リサーチから洩れていた重要文献である。
今さら遅いけれど。
この本を活用すれば、『北米探偵小説論21』の、とくにDD章「損壊した人間・損壊した言葉」(615-662p)に厚みをくわえることが出来ただろう。
ーーと。


ベンヤミンやトロツキイへの言及に、それほど触発されるところはないにしても、20世紀のマルクス思想の展開という歴史的文脈に置かれることによって、新らたな発見に導かれた。
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