ああ書いておけば良かった02 シェルバネンコ
614ページ下段
ジョルジュ・シェルバネンコについて、半ページほど書いておいたほうが良かった。これは、単純に記憶ミス。準備はしておいたのに積み忘れたケースになる。デュレンマット、セミョーノフと合巻の本は、棚の目につく位置に置いていたんだけれど……。
「目立つところが却って最高の盲点となる」というポオの原理(?)がはたらいたのかどうか。ともかく。出来上がった本の索引を調べてみたらーーどこにも載っていないではないか。「確かに書いたつもりなんだがな」と自分に問うてみても虚しかった。
伊太利亜探偵小説について。サンドローネ・ダツィエーリのパードレ・シリーズにスペースをさこうと考えていたところ、二作目・三作目が不発弾に終わったので、かなりがっかりして腹案は却下してしまった。その影響で記憶に水漏れが生じたものかーー。いや、他のことの所為にしてはいけない。
とはいえ、残念度は低い。★一個くらい。
ちなみに、昨日書いた「二度ベル」は★★★★個クラス。
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